白山登山。エコーラインを下って帰る。

日帰りなのでそろそろ下山の時間です。

今回思い出作りのため，一緒に同行した方がどうも足をやられてたみたいです。

すれ違う人たちにとても心地良い挨拶をされてたので大丈夫だと思い込んでましたが，

私の判断ミスでした。

 

 

砂防新道は細く人が多いので足に負担をかけると思い，エコーラインで下りる事にしました。

途中にわか雨もあり，南竜が見える所まで下りてくる。

 

エコーラインと言えばニッコウキスゲです。

あちらこちらに咲いています。ラッパのように開いた姿は存在感を表しています。

 

ガスがかかってる。なんとか雨は持ちこたえていますが．．．．

 

 

無事に帰れるかなぁ。

 

南竜分岐まで着きました。遠くに新甚ノ助避難小屋が見える。

休憩しましたが雲行きが怪しい。

遠くでゴロゴロ雷鳴が聞こえる。最初は飛行機かなと思っていたが．．．．

 

ここから砂防新道を別当出合まで下りて行く事になる。

２人とも足に負担がかかり思うように歩けなくなってきました。

 

なんとか中飯場まで来ました。私は小指に痛みを覚え，かばいながら下りる。

登りとの合流点を過ぎた時，突然バケツをひっくり返したような雨が私たちを襲いました。

慌ててザックカバーをし，なんとか雨具も上着だけかぶる。

ズボンまではとても履いていられないくらいの急変と激しさです。

 

道は川と化していました。なんとか別当出合のバス亭までたどり着きましたが体力は０です。

びしょ濡れで体温も奪われバスに乗りました。

いやー今回は山の厳しさを実感しました。

皆さん雨具はすぐに取り出せるよう準備しておく方が良いですよ。

 

写真が無いのはとてもそんな状況ではなかったのです。

山の天気は変わりやすい．．．．それを目の当たりにした今回の白山登山でした。