宴の後....ダッチオーブンお手入れ編。

キャンプで活躍するダッチオーブン。しかし影ではちょっと苦労しているんです。
それは....焦げ付きです。ユニフレームなどの鉄板系ダッチオーブンは多少いい加減に
扱ってても問題無いのですが鋳鉄系は違います。ほったらかしにしとくとダメになります。
 
私のロッジ12インチは蛸飯を炊く為に焦げ付いてしまいました。
醤油の入った出汁にやられました。まぁいつもなんですけどね。でも今回は酷い。
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こういった時,基本は水を張って蓋をしながら熱してふやかした後,こそげとるのですが,
今回は強敵で経験からして無理だと思い炭化作戦に出ます。(^.^)
 
まずはツーバーナーに載せて強火でガンガン熱します。
炭になってきた焦げ付きを木べらでガンガンこそげていきます。
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大体こんな感じです。細かい所は気にせずにある程度こそげとればOkだと思います。
ちょっとの焦げ付きも許せない方はユニフレームの黒皮鉄板ダッチオーブンを買って下さい。
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ここから鋳鉄ダッチオーブンのお手入れ後半に入ります。
まずはキッチンペーパーとオリーブオイル,トング・リッドリフターを用意します。
出来れば革手袋,ダッチスタンドを用意したい。
 
まずは蓋をバーナーで熱します。
熱くなってきたら縦に裂いたキッチンペーパーにオリーブオイルを浸しまんべんなく塗ります。
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リッドリフターを使って裏表まんべんなく塗ったら強火で焼く。
ある程度焼いたら,キッチンペーパーで残ってるオイルを拭き取ってあげます。
そうする事で保管時のベタ付きをある程度防げます。
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ダッチスタンドの上に蓋を移動したら次は本体のお手入れです。
先ほど焦げ付きは除去しましたから蓋と同じようにオイルを塗ります。
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内側は油が無くなり易いので特に念入りに塗布します。
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強火にしてガンガン焼く。煙が大量に出ますので必ず野外で行いましょう。
これを本来は煙が出なくなるまで行うようですが,ある程度煙が収まったらキッチンペーパーで
余ったオイルを拭き取って終わりにします。
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後は自然に冷めるまで待ってお手入れは完了です。
元々カウボーイの調理道具だったようですが,もっとアバウトに扱っていたと私は思います。
それでもお手入れ後のダッチオーブンは良いでしょ。
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手間がかかるので,ユニフレームなどの鉄板ダッチオーブンを薦めるお店や人が多いとは
思いますが,楽をする為にキャンプをする訳ではない。
それならキャンプ場で一泊する必要がありません。
 
使う楽しさがそこにあるのではないかと私は思います。
鋳鉄のダッチオーブンは確かに手間がかかりますが,使っていると最初の頃から成長して
いきます。
それを楽しいと思ったら...あなたはロッジのダッチオーブンを使ってみて下さい。
 
バーナーによってはガス缶が熱くなる事もあるでしょうから,その辺りは自己責任で
気を付けながら使って下さいね。